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【過去の露骨なタイトル争い】
☆全5打席で敬遠 82年、打率.351で打率1位の大洋・長崎と
1厘差で追う中日・田尾が10月18日の最終戦で対決。
大洋は田尾を全5打席で敬遠し、欠場した長崎が首位打者となった。
田尾は5打席目に3ボールから2度空振りして抗議。
中日がこの勝利で優勝したため、大洋の敗退行為ではと問題視された。
☆計20敬遠 84年、37本塁打で並んでいた阪神・掛布と
中日・宇野が10月3、5日のシーズン最後の2試合で直接対決。
両軍は2人を2試合とも5打席連続で敬遠し、タイトルを分け合う形に。
4日のセ会長による警告も実らず、最終戦終了後には
怒った観客がグラウンド上になだれ込んだ。
☆涙の敬遠 99年、42本塁打のヤクルト・ペタジーニを
巨人・松井が1本差で追う争い。10月6日の直接対決で、
ヤクルトが松井に敬遠気味の四球を続けると、巨人も7回に先発の
新人・上原にペタジーニ敬遠を指示。この試合で20勝を達成した上原は
喜びよりも悔しさで涙を流した。結局ペタジーニが本塁打王に。
■ソース
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
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