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鈴鹿でＪ１公式戦が可能に サッカー場の観客席増設
2012年10月4日
県は、鈴鹿市の県営鈴鹿スポーツガーデンサッカー・ラグビー場を、Ｊリーグ（Ｊ１）公式戦が
開催できるように観客席を大幅に増設する。三日の県議会常任委員会で方針を示した。
県スポーツ推進課によると、Ｊ１の公式戦を開くには一万五千人以上を収容できる施設が必要。
県が示した「スポーツ施設整備計画中間案」では、観客席の増設工事を実施。収容人数を
現状の三千三百人から一万五千人以上にする。Ｊ１の規定に合うように照明や屋根も増やす。
二〇二一年の国体開催前の完成を目指す。
一九九二年のサッカー場開設当初はＪリーグの公式戦を開催していたが、ルール改正で
現在は開催できず、県内にＪ１の試合ができるサッカー場はない。
また、伊勢市の県営総合競技場陸上競技場も国体に向けて改修する計画で、
照明設備やメーンスタンドの屋根を新設する。国体前の二〇一八年の全国高校総体
（インターハイ）前の完成を見込んでいる。（南拡大朗）
中日新聞
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