12/09/29 11:40:22.22 ZcS2NmqT0
目の前で犯されていく光景を見て震えていた。
いや、むしろ視線が吸い寄せられるように張り付き、瞬きさえできなかった。
三人の巨体が艶かしく動き、醜悪な肉竿が>身体に出入りする様は昨日までの嫌悪すべき光景以外の、なにものでもなかったはずだ。
しかし今は違う。
下半身の一部がやけに熱い。
先ほどまであっけにとられていた気付くまでもなく、それは先端から欲望の液を滲み出させていた。
「ンハアッ」
激しく抽送を繰り返す武蔵丸の、臀というにはあまりにも巨大な肉塊を見ていたついに声を漏らしてしまった。
振り向く武蔵川親方の目は、新しい獲物を見つけた野獣そのものだった。
「こっちもいけそうじゃないか」
すでに白眼を剥き恍惚状態だ。
激しく動いていた武双山の頭部が止まり、こちらを振り返ると口元には雄の証明がゆっくりといやらしく流れている。
「親方おれたちはこっちでいきますか」
隠居したとはいえ親方も嫌いな口ではない。
二人が巨体をゆらしながら近付いてきた時、罪悪感と快感の狭間から―これからおまえも雄同士の快楽を貪るのだ―という声が聞こえた。
何回気をやるのだろう。長い夜になりそうだ……。