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◇セリエA ACミラン1-2ウディネーゼ(2012年9月23日)
ACミランは23日に敵地でウディネーゼに1―2で敗れた。開幕4戦で1勝3敗は40~41年シーズン以来72年ぶりの失態で15位に低迷。
今夏パリSGに移籍したFWズラタン・イブラヒモビッチ(30)ら主力の放出など財政再建に向けた人件費削減が急激な戦力低下を招き、リーグ優勝18回の名門が苦境に追い込まれた。
これも余裕のなさが招いた結末か。一度は追いついたミランだが、後半22分に課題のセットプレーで守備が混乱し、サパタがPK献上の反則で退場。
勝ち越しを許すと、38分には焦ったボアテングが2度目の警告でピッチを去った。最後は相手より2人少ない9人で終了。4戦3敗の屈辱だ。
「選手が敗北に値したとは思わない」とアッレグリ監督。果敢なボール奪取で序盤はペースを握っただけに手応えを口にしたが、接戦を制するかつての力強さはない。
ガリアーニ副会長はクラブ公式サイトで「幸運の女神に見放されているが、まだ4試合」と監督交代を否定したが、主力のロビーニョとアレシャンドレ・パトの両FWも負傷離脱中と光は見えない。
昨季後に攻守の要だったFWイブラヒモビッチとDFチアゴ・シウバを移籍金総額6500万ユーロ(約66億円)で放出。
FWインザーギ引退にMFガットゥーゾ、DFネスタら長く軸だったベテランも軒並み退団させた。
目的は11年に6730万ユーロ(約68億円)の赤字を計上した経営改善だ。
親会社フィニンベストが財政難の中、クラブ財政健全化を目指すUEFAのファイナンシャル・フェアプレーに適応するため今夏、主力放出と若返りで年俸など人件費4000万ユーロ(約41億円)を削減。経営スリム化の一方で代償は大きかった。
>>2以降につづく
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