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パナソニックが、バドミントン部とバスケットボール部を今季限りで休部させる
検討に入ったことが17日分かった。テレビの価格下落で収益が悪化しており、
経営合理化の一環としてスポーツ事業を縮小する。
バドミントン部は、子会社化した三洋電機が1980年に創設した。かつては
「オグシオ」の愛称で知られ、女子ダブルスで2008年北京五輪5位となった
小椋久美子選手、潮田玲子選手(現日本ユニシス)も所属。日本リーグでの
優勝は15回を数えるなど、強豪として名をとどろかせた。
バスケットボール部は1952年に設立した。日本リーグでは13回の優勝を
果たすなど名門で、大阪府枚方市を本拠地に活動している。
パナソニックは2012年3月期連結決算で、純損益が過去最大の7721億円の
赤字を計上。人員削減を柱とした本社部門の改革を進めている。
パナソニックは両部のほか、野球やラグビー、バレーボールのチームを
抱えている。
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