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新人賞「大本命」の声
＜岩佐美咲（ＡＫＢ４８ 演歌歌手）＞
今年の新人賞レースに早くも「当確」が出た。２月にＡＫＢ４８から演歌歌手として「無人駅」（徳間ジャパンコミュニケーションズ
）でソロデビューした岩佐美咲（１７）を推す声が音楽関係者の間で高まっているのだ。ＡＫＢ４８の活動の傍ら、地味な演歌普及の活
動も精力的にこなしてきた岩佐が、若年層への演歌の普及に大きく貢献したというのがその理由だ。
当確の根拠はまだある。氷川きよしや山川豊がいる長良プロダクションに所属している岩佐は、５月に亡くなった「演歌界のドン」と
も呼ばれた長良じゅん会長の秘蔵っ子。その長良会長は生前「岩佐にレコード大賞新人賞を取らせたい」と熱心にプロモーションを展開
していた。長良会長と親しかった芸能界の重鎮たちは、そんな長良会長の遺志を継いで岩佐の新人賞取りをバックアップすることを決め
たというのだから、岩佐のレコ大新人賞はほぼ決まりと言っていいだろう。
１９９５年、千葉県生まれ。演歌好きの祖父母や母親の影響で、こぶしのきいた曲を聞きながら育ったという。話題の総選挙では今年
初めて３３位に入り、３３～４８位による「ネクストガールズ」のセンターを取ることになった。５位の篠田麻里子が「つぶすつもりで
来て」と後輩メンバーを挑発すると、「私の武器は着物。つぶすぐらいの心意気でいっちゃいます」と演歌魂で応じたことでも話題にな
った。
＜恩人に報告できるか＞
岩佐の新人賞受賞を脅かすライバルには、「故郷～Ｂｌｕｅ Ｓｋｙ Ｈｏｍｅｌａｎｄ～」で７月にデビューした岩手県出身の１３
歳の民謡歌手・臼澤みさきがいる。芸能界に多大な影響力を持つ芸能プロダクションオーナーが強力にプッシュしていることもあり、一
時は岩佐を抜いて逆転で新人賞受賞ともいわれたが、ここにきてややトーンダウンしてきた。
(>>2以降に続きます)
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岩佐美咲
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