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「アニキ」の愛称で、後輩選手はもとよりファンから広く親しまれている阪神の金本知憲外野手(44)が
12日午後に緊急会見を開くことが、同日、明らかになった。今季限りで引退する意思を固めたことが分かった。
金本は1968年4月3日生まれ。広島出身。広陵高~東北福祉大を経て、92年にドラフト4位で広島に入団
。FA権を取得した2003年に当時・星野仙一監督が指揮していた阪神に移籍し、同年のリーグ優勝に貢献した
。その後も阪神の4番打者として05年のリーグ制覇など、毎年のように優勝争いに加わる阪神の中心選手として活躍した。
また“鉄人”の異名を取り、広島時代の99年7月21日・阪神戦から、阪神移籍後の4月18日10年・横浜戦まで
1492試合13686イニングにフル出場。その間、04年には701試合で日本新記録を、06年には904試合の
世界新記録を樹立し、その後に記録を伸ばした。
近年は右肩のケガにさいなまれ、先発メンバーから外れることも増えたが、11日のヤクルト戦(甲子園)では
七回に代打で登場。右前へ安打し、今季の代打成績を11打数5安打とするなど、勝負強さを発揮していた。
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