12/09/08 13:14:05.92 0
不参加決議を撤回し、第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を表明した日本プロ野球選手会。
今回の騒動は、元をたどれば2006年に行われた第1回WBC当時に結ばれた“不平等条約”が原因だ。
日本代表のスポンサー権や代表グッズなどの商品化権が、WBCIに帰属。WBCのスポンサー収入のほとんどを日本企業からのスポンサー料が占めているにもかかわらず、分配率が米国66%、日本13%という点も問題視された。
では“条約締結の張本人”である、第1回WBC当時にコミッショナーを務めた(在任期間04年2月~08年6月、代行含む)根来泰周氏(80)は今回の騒動をどう見ているのか。本紙の直撃に胸中を明かした。
× × ×
裏話をすれば、WBCが始まるころ、お金の話はいろいろとあって(日本側の)条件が悪いのは承知の上だったんです。
それでも、野球人気を上げるためには国際試合が不可欠。海外での試合はファンの興味も大きくなる。野球は世界的な規模で人気のあるサッカーと違って市場が狭いので、どうしても米国に寄りかかっていくしかない。
そういう判断もあって、お金の話は「二の次」として長谷川事務局長たちが熱心に(第1回WBCへ)一生懸命に動いてくれた。
野球は日本国内では人気が高いけれども、高い人気にあぐらをかいていると大変なことになる。
>>2以降につづく
URLリンク(www.tokyo-sports.co.jp)