12/09/08 04:04:27.52 0
あの日以来、怒りと屈辱感はまったく晴れることがない。
菅平に行ってきた。早稲田対帝京のゲームを見た。帰りの新幹線の中で、
筆者は悔しいやら情けないやらで、一人涙していた。
いいオヤジが新幹線で涙する姿に、隣の席の青年は驚いたことだろう。
涙の理由は、0-43でワセダが敗れたからではない。
早稲田大学ラグビー部が「誇りと品格」を自ら捨て去った瞬間に立ち会って
しまったからだ。いや、捨て去ったのではないのかもしれない。「誇りと品格」。
彼らはそんなものが世の中に存在することすら知らなかったのかもしれない。
筆者が新幹線で一人涙したわけを語ろう。
最大のものは、早稲田側から帝京側へ発せられたヤジである。
「五流大学!」スタンドからではない。選手から発せられたヤジである。
最低だ。早稲田とかいう大学が何流なのかは知らないが、品格が五流
以下であることだけは確実だ。
さらに、試合のさなか、夏合宿での練習で真っ黒に日焼けした帝京の選手に
対して、「くろんぼ!」。
これに至っては、何が言いたいのか、何がしたいのか、さっぱりわからない。
君たちは幼稚園児か!いや、これは幼稚園児に失礼だ。いまどきの幼稚園児
は、こんなバカなことは言わない。
そして、帝京のキャプテンが試合後、早稲田ベンチにあいさつに行ったところ
(後藤監督は早々にグラウンドを後にしていたらしい)、あいさつを受けた早稲田
のコーチはその帝京のキャプテンを「あいさつなどいらない」と追い払ったという。
なるほど。あいさつもできないコーチに指導されているのでは、選手に何を求
めても無駄である。
帝京関係者から「早稲田ってそういうチームなんですね」と言われるこの屈辱。
「あなたはあんなチームの関係者なんですね」
「あなたがいつも『すばらしい』と言っている後藤監督率いるチームにしては、品格
に欠けますね」そう言われたも同然だ。
はっきり言おう。
早稲田大学ラグビー部の諸君よ。自ら、その誇りと品格を捨て去った者に、
明日の栄光など絶対にない!
つづく
URLリンク(www.wasedaclub.com)