12/09/04 02:36:18.18 0
中央日報が主管するミュージカル授賞式「ミュージカルアワーズ」の2010年大賞作品は「英雄」だった。
劇団エイコムが安重根(アン・ジュングン)義士の義挙100周年を迎え、09年10月26日に始まった
この作品は、2011年8月にはニューヨーク・リンカーンセンターでも公演され、潘基文(バン・ギムン)
国連事務総長の招待でミュージカルを鑑賞した各国国連大使は賛辞を送った。演出家ユン・ホジン氏は
こう話している。
「安重根義士が私たちにとって英雄であるように、安義士が狙撃した伊藤博文も日本の視点で見れば英雄だ。
そのような解釈が各国大使の共感を引き出すことで、安義士が獄中執筆した東洋平和論のメッセージを
ミュージカルに込めて伝えた」。
韓日国交正常化50周年となる2015年の「英雄」日本公演を日本側の企画会社と協議しているのと
同じ脈絡だ。
中央日報にペン画を連載しているキム・ヨンテク氏はその間、韓国の文化財だけでなく世界の文化財を
描いてきた。日本の大阪城、金閣寺、平安神宮など国宝級文化財14点も描いた。今回帰任した
武藤正敏駐韓日本大使はキム氏のペン画の熱烈ファンだ。東京・銀座の三越で展示会を開こうという
提案もしたが、計画通りになればいい。
中央日報は日本経済新聞、中国新華社通信とともに06年から毎年「韓日中30人会議(賢人会議)」
を共同主催している。韓日中3カ国を順に回りながら政界・財界・学界・文化界の指導者30人が集まり、
共生と協力の解決法を模索する知的・メディア連帯だ。その間、韓日中3カ国首脳の年次会談、
経済危機に対処するための3カ国間外貨融通拡大などを提案し、実現されてきた。
こうした大小の交流はさらに拡大し、深まっていかなければならない。一つの社会の中でもそうであるように、
両国関係でも極右や極左勢力に巻き込まれず、成熟した市民が中心に立たなければならない。そのためには
やはり文化交流だ。外交交渉や自由貿易協定より、はるかに簡単にお互い近付ける分野の交流を民間が先に
開いていくことができる。
URLリンク(japanese.joins.com)
つづく