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大島優子、映画賞受賞で「お芝居やっていく意味見えた」
現在公開中の山田孝之主演映画『闇金ウシジマくん』でヒロイン・鈴木未來を演じているAKB48・大島優子(23)
。本作での演技が評価され、米ニューヨークで開催された北米最大の日本映画祭『JAPAN CUTS~ジャパン・カッツ!
』では一際輝く若い才能に与えられる『Cut Above Award for Outstanding Debut』を受賞。映画初ヒロインで功績
を残した大島に、このほどORICON STYLEがインタビューを実施。初共演となった山田を交え、受賞の喜びや心境の変
化を語った。
大島演じる未來は、ギャンブル好きの母親が負った多額の借金を「出会いカフェ」で働きながら返済していく、夢
も目標もない19歳のフリーター。林遣都演じる同級生・小川純に恋心を抱きながら、母親からは執拗にお金をせがま
れ、山田演じる闇金業者の社長・丑嶋からも母親の抱えた借金を取り立てられる。
周囲に流され、感情がすぐに表情に現れる未來役に「距離感が難しかったですね。お母さんに対して、純に対して
、丑嶋社長に対して、人によって持っている感情が違うというか。でも、流されやすい役だからこそ肩の力を抜いて
フラットに、常にリラックスして演じました」。
山田は、これまでのイメージを払拭する幸薄な役柄に挑んだ大島との撮影を「プロ意識の高さ、集中力はすごいな
と思いましたね」と振り返り、「あんなによかったんだから、そりゃ賞も獲りますよ」と絶賛。当初抱いていた「AK
B48の人」というイメージは徐々に薄れていったようで「普段アイドルとして精神を削られてる人が、この現場に来
ることでさらに削られて、しんどいんじゃないかと思ってた。けど、全然それを感じさせませんでしたね」と“女優
”大島の精神力の強さを口にした。
レコード大賞をはじめ、AKB48として数々の受賞歴を持つ大島だが、女優として賞を受け取ったのは今回が初。周
囲からの祝福に「ありがとうございます。とても嬉しく思っております」と笑顔でエクボを見せながら、受賞の実感
については「あります」と力を込めた。
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