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本田派か香川派か―。ザックジャパンの二極化が加速する。W杯アジア最終予選イラク戦(9月11日、埼玉)に向け、日本代表では若手が積極登用される方向。
このため、MF本田圭佑(26=CSKAモスクワ)とFW香川真司(23=マンチェスター・ユナイテッド)の両エースを中心とした“派閥”の勢力図が大きく変化しそうだ。
日本サッカー協会は9月6日の親善試合UAE戦(新潟)、同11日のイラク戦に招集する可能性がある海外組の18選手を発表。五輪で3得点と大活躍したFW大津祐樹(22=ボルシアMG)も初めてA代表候補にリストアップされている。
実際にA代表デビューとなれば大きな注目を集めることは確実だが、これが代表チームに意外な影響をもたらしそうだ。「圭佑は代表にどんな選手が入ってくるか気にかけている。合う合わないというのもあるし…」と本田と親しい関係者は明かす。
ザックジャパンでの本田はピッチ内外で誰もが認める“王様”だ。
それは主力にDF長友佑都(25=インテル)、FW岡崎慎司(26=シュツットガルト)、MF細貝萌(26=レーバークーゼン)ら同級生の“親本田”が多いことも大きな要因になっている。
一方で、これまで代表内ではグループに属していなかった背番号10の香川が自らの派閥をつくりつつある。
C大阪時代に1学年下でかわいがっていたMF清武弘嗣(22=ニュルンベルク)が代表に定着。清武と仲の良いDF酒井宏樹(22=ハノーバー)とも親交を深めている。
そんな状況だけに、大津が代表入りすればさらに大きな意味を持つ。香川と大津は欧州組による食事会「デュッセル会」で意気投合。「食事も行くし、普段から頻繁に連絡を取り合っていますよ」(大津)と今では公私にわたり親しい間柄。
香川にとってまた一人、盟友が代表に加わることになる。このため“王様”本田にとっても大津は気になる存在なのだ。
W杯本大会へ向けて今後はシ烈なレギュラー争いが展開される。本田派と香川派の“争い”がチーム内に新たな緊張感を生めばザックジャパンにプラスとなるが、無用な派閥抗争勃発となれば…。今後が注目される。
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