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2試合連続先発と初ゴール、香川真司のホーム・デビュー戦
Text by 後藤 健生 (著者のコラム一覧)
最近、ある国に行ってきたという某アナウンサーの話を聞いたところ、なんでも香川真司の
デビュー戦となったエバートン戦の後、その国のテレビが朴智星(パク・チソン)の
デビュー戦との比較をやっていたそうである。
つまり、「朴智星はデビュー戦を勝利で飾ったのに、香川のデビュー戦は負けだった」というわけだ。
いかにも、その国の人が言いそうなことだ(笑)。まあ、そういう意味ではホーム・デビュー戦と
なったフラム戦はなんとか逃げ切れてよかった。あれで追いつかれていたら、
その国の人たちは「ほらみろ。香川はまだ勝てない!」と大喜びだったことだろう。
さて、香川真司のホーム・デビュー戦は、マンチェスター・ユナイテッドでの初ゴールが
生まれた記念すべき試合となった。ユナイテッドでの初勝利を自らの決勝ゴールで手繰り
寄せたのである。たいしたものだ。もっとも、ゴール自体はかなりラッキーなものだった。
CKくずれから味方が打ったシュートを相手GKが弾いたボールが、たまたま香川の足元に
転がってきたので、それを蹴り込んだというゴールだ。あそこで慌てて強く蹴って
GKに当ててしまったりしないところが香川らしい。
ちなみに、実況のアナウンサーは「オフサイドじゃないか」とだいぶ気にしていたけれど、
シュートの瞬間には間違いなくDFが残っていたので、まったくオフサイドの可能性はない。
初ゴールはラッキーだったが、直後にゴールエリア付近でボールを受けて、持ち替えてシュート
を打った場面があったが、シュートはポストに当たってしまった。後半にもドリブルで持ち込ん
で強引にシュートを打つ場面もあったのだから、香川に初ゴールが生まれたのは必然の
流れだったかもしれない。いずれ、香川が点を取っても誰も驚かなくなるだろう、ドルトムント時代のように。
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