12/08/22 17:14:34.51 0
メジャー通算354勝を誇るロジャー・クレメンス投手(50)が現役復帰した。
米独立リーグ、アトランティック・リーグのシュガーランドが20日(日本時間21日)、
契約を結んだと発表。既に練習にも参加しており、代理人によると
最速87マイル(約140キロ)をマークしたという。21日(同22日)に会見を行い、
25日(同26日)に先発でデビューする予定。メジャー復帰も視野に入れているとみられる。
「ロケット」がマウンドに帰ってくる。代理人のランディ・ヘンドリックス氏は複数の米メディアに
「まずは土曜日(25日)の登板を見てから。一回きりかもしれないし、
良かったら次もあるかもしれない」と話した。
ヤンキースに所属した07年以来の電撃復帰。当時45歳ながら18試合で6勝をマークしたが、
同年12月に大リーグの薬物使用実態を調査した「ミッチェル・リポート」で薬物使用を指摘され、
現役を引退した形となっていた。10年には薬物使用について虚偽の証言をしたとして、
偽証罪などで起訴された。しかし、今年6月に無罪評決が下ったことで、現役復帰に向けて練習を開始していた。
クレメンスはこの日、投球練習を行い、同代理人によると
「最速は87マイル(約140キロ)で4つの全球種ともに切れがあった」という。
今回の復帰については、さまざまな見方がある。「引退」から5年が経過したクレメンスは
今オフが殿堂入り投票の有資格1年目。しかし、仮に今季1試合でもメジャーのマウンドに立てば、
資格対象1年目が5年間先送りになり、薬物問題への関心が薄まることで、現状では厳しいとされる
殿堂入りの可能性が出てくるとの思惑だ。
練習には古巣・アストロズのスカウト部長も視察に訪れた。ジム・クレイン・オーナーは
地元紙に獲得を否定したが、チームは30球団最低勝率の最下位に沈んでおり、人気と話題性を考えれば、
触手を伸ばしても不思議ではない。まずは21日の会見に注目が集まる。
ソース:スポニチ(2012年8月22日 06:00)
URLリンク(www.sponichi.co.jp)
画像:独立リーグでの現役復帰を発表したクレメンス
URLリンク(www.sponichi.co.jp)