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日本の都市型フェスの象徴、サマーソニック2012が8月18、19の両日、関東(千葉・幕張)と関西(大阪)で開かれた。
13回目の今回は、海外からはグラミー賞を受賞したグリーン・デイとR&Bの世界的な歌姫リアーナの大物2組がそろい踏み。
シガー・ロス、ジャミロクワイなども登場し、国内からもパフューム、ももいろクローバーZら旬の人気者が参戦。両会場とも
激しい雷雨に見舞われ、機材トラブルなどで出演中止が出るなど波乱の2日間だったが、多数の来場者が豪華アーティストの
ステージをはしごするという至福の時間を味わった。
東京会場レポート
初日のマリンのトリをつとめたのはグリーン・デイ。「Welcome to Paradise」でスタートしたライブは「Basket Case」
「Minority」「American Idiot」など、誰もが聴きたい曲のオンパレードに。おなじみのイントロが鳴り響くたび、会場から
歓声が上がった。
ボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングの“あおり”も絶好調だった。「なに言ってんだかわかんないけど、
とりあえず盛り上がる」のが、海外アーティストのライブの定番だが、そこは「世界一のライブバンド」。叫んでいるのは
「チバ!(他のアーティストが「トーキョー」と連呼するなか、ビリーは自分がいる場所が分かっていた)」「セイ エ~オ~!」など
単純なものだが、これが会場との一体感を生み出す。ライブ中盤には、ビリーが女性をステージに上げて、
自身のリストバンドをプレゼントするほほえましい場面も。最初から最後まで大満足。おなかいっぱいの2時間だった。
9月から2カ月おきに3枚のアルバムをリリースする彼ら。今後は欧米で開催されるフェスを転戦する予定だ。
新たな伝説を作る3人に、次はいつ会えるのだろう? ライブ直後、マリン上空に上がった花火を眺めながら思った。
興奮のあとの虚しさも、ライブにはつきものだ。
(>>2-5あたりに続きます)
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