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中国メディアの財訊は15日、韓国サッカー選手の政治的主張によって五輪の精神がさげすめられたとし、
ロンドン五輪の「世代を超えたインスピレーション（Inspire a generation）というスローガンもむなしいものとなった」と報じた。
「平和と友好」の精神を掲げる五輪について、記事は近年の大会は五輪の精神からますますかけ離れた内容となっていると指摘、
「飽くなきまでに栄誉を求め、体の極限に挑戦する選手たちだが、彼らには金銭やドーピングなどの誘惑が存在する」と報道。
さらに、ロンドン五輪の男子サッカー3位決定戦で、韓国代表の朴鍾佑（パク・ジョンウ）選手が竹島の領有権を主張するメッセージを掲げた問題について、記事は、
「事情はどうであれ、領土問題にかかわるプラカードを掲げることは『スポーツは政治と別物』と定める五輪の志に背くもの」と指摘、その精神を辱めるものだと切り捨てた。
また、記事は「平和と友好」を掲げる五輪の精神は必要不可欠なものであり、「最善を尽くしてその純粋さを守るべき」と論じ、4年後のリオデジャネイロ五輪ではその精神が反映されることを望むと報じた。
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