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現地時間11日(以下現地時間)のロンドン五輪男子サッカー決勝で、メキシコに1対2と敗北を喫し、またしても初の金メダル獲得を逃したブラジル。
同国のサッカー連盟は、ミスを犯した選手として、DFラファエル(マンチェスターU/イングランド)を名指しで挙げている。ロイター通信が報じた。
五輪の舞台では過去11度出場しながら、2度決勝で敗れるなど金メダルを獲得したことがないサッカー王国ブラジル。
「金メダル以外では失敗」との強い決意を胸に、盤石の態勢で臨んだ今大会では、決勝までの5試合で15点を叩き出し、いよいよ金メダル獲得かと期待も高まっていた。
しかし、メキシコとの決勝では開始わずか29秒、ラファエルの不用意なパスをカットされ、早々に先制を許してしまう。追いかける展開を強いられたブラジルだが、
自慢の攻撃陣もメキシコの堅い守備の前に沈黙させられると、74分にも追加点も奪われてしまう。後半ロスタイムにようやくFWフッキがゴールネットを揺らして1点を返したものの、時すでに遅く、またしても金メダル獲得を逃す結果となった。
この結果に、CBF(ブラジルサッカー連盟)は翌日、公式HP上で、「右サイドバックのラファエルは、自分がミスを犯し、それがメキシコの先制点につながったことを分かっているはずだ。それは否定できない」と名指しでラファエルを批判。
それでも、「彼のスキルと気持ちの強さをもってすれば、まだ若い彼が今回のミスで名誉を汚すことはないはずだ」とフォローも忘れなかった。
CBFはさらに「ミスは修正するためにあるものだ。ラファエルもそれは分かっている。少し時間を置き、冷静になったときに、そこから学んで前進しようとするはずだ。
結局のところ、ことわざでもあるように、ミスをするのは人間的なことであり、我々はミスから学ぶのだ」とコメント。ラファエルの成長を促した。
一方で、マノ・メネゼス監督は試合後、ブラジルには追い付くための時間が89分間あったにもかかわらず、それを実現できなかったと発言。
FWネイマールも、自身を含めて全員に敗北の責任があると話すなど、チームの大半はラファエルを擁護している。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)