12/08/11 08:26:46.77 vfQcR/S60
さて、日本のファンとしては2連覇した日本が出場しなくてWBCが盛り上がるのかという疑問があると思います。
それはエンターテイメントが得意なアメリカ。
本気になればこのWBCを盛り上げることは簡単だと思います。
それはスーパーボールや、ワールドシリーズ、ゴルフのメジャー大会を見れば分ります。
アメリカのテレビを含むメディアが本気になれば、
アメリカ国民、あるいは世界をWBCのとりこにするのは簡単なことです。
ただ、今、現在は放映権を持っているESPNはこのWBCをポーカーの試合と同じ程度にしか考えていません。
第1回WBCが行われた時に、アメリカの放送局のESPNは
「昨年度の世界ポーカー選手権よりも視聴率が取れた」と発表していました。
そして、アメリカチームは1回目は決勝トーナメントにも進まず、2回目も3位でした。
明らかに本気モードではなかったといえます。
つまり、このイベントはあくまで将来MLBが世界を取りこむためのイベントで、
これ自体にはそれほど意味を持たないということの現れだと思うのです。
とにかく、日本のスポーツ界は、アメリカという国は
シンクタンクが常に長期を見据えて深く考えているということを知るべきだと思います。
現在、言っていることや、行っていることもほとんどが先を見据えていることが多いので、
それ自体には大して意味はなくても、将来必要なことを行っている可能性があります。
民主国家といえども社会主義的に物事を考えているわけです。
一方、日本は社会の仕組みは社会主義的なのに、考え方は民主的すぎるような気がします。
その場しのぎであったり、単純であったりするので、
もう少し、考える専門の人(シンクタンクのような組織)がよく考えて物事を動かしていく必要があるのではないでしょうか?
今回のWBC問題も、WBCだけのことを考えるのではなく、
MLBが将来をどう考えているのか?
そして、日本プロ野球の将来のことを考えながら答えを出していくべきだと私は思います。