12/08/11 08:24:03.32 vfQcR/S60
さて、一方のWBC日本チームの不参加についてですが、
主催者であるアメリカは、何を目的にWBCを開催するのか?
そして、2連覇している日本を除いて大会は成立するのか?
ということについて考えたいと思います。
私が思うにアメリカがこのWBCを行うことの本当の意味は、MLBの世界制覇。
つまり、日本を含むアジア、そしてヨーロッパをメジャーリーグに取り込むことにあると思います。
特に、アジアは野球のレベルが高く、
その選手たちをメジャーリーグに誘い込み、その部分ではある程度成功しているので、
将来的には日本のプロ野球、韓国プロ野球などもメジャーに取り込もうと考えている可能性もあります。
現状では西海岸から日本、韓国までは10時間前後かかるために遠征はむずかしいですが、
将来的には可能になる手段ができるかも知れませんし、
その準備のためにMLBはもうすでに動き出しているのかもしれません。
そして、メジャーのアジア制覇の第1段階としてまず考えられることはインターナショナルドラフトがあります。
日本の高校生、大学生を日本プロ野球でプレーさせる前にMLBのドラフトにかけてしまう。
そうすると、日本プロ野球でプレーする日本人選手はどんどん減っていき、日本プロ野球の魅力が薄れていきます。
そのように長期視点をもってことを進めていくのがアメリカの強いところです。
今回の日本のプロ野球の WBC不参加の理由は
「スポンサー権やグッズ販売の権利などの譲渡要求が受け入れられなかった」というものですが、
短期的な視野の元での意見のように私には思えます。
もしかしたら、メジャー側はこの不出場を機に日本プロ野球側にほかの悪条件を提示して来る可能性もあります。
先ほど述べたインターナショナルドラフトの実施や、ポスティングシステムの撤廃など、
日本プロ野球を窮地に追い込む策を練っているのかもしれません。
あるいは、そうなるように誘い込んでいるのかもしれません。
その辺りのことも考えていかないと、 取り返しのつかないことになる可能性も出てくるかもしれません。