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★ロンドン五輪2012
■柔道(現地時間2日)
日本のお家芸に何が起きているのか。ロンドン五輪男子柔道100キロ級で、金メダルが期待された
エースの穴井隆将(27)はルカシュ・クルパレク(チェコ)に一本負け、女子78キロ級の緒方亜香里
(21)とともに2回戦で姿を消した。大会前には男女全14階級で金7個を目標に掲げたが、獲得できた
のはここまで女子57キロ級の松本薫だけ。1964年の東京五輪で正式種目になって以降、男子が
金メダルを逃した大会はない。もはや日本の国技は存亡の危機に陥っている。
これが現実だった。金メダル獲得の切り札だったはずの穴井は、簡単に横四方固めに入られると、
25秒間なすすべもなく終わった。
「勝てなくてすいません…」。100キロの大男はしゃくり上げ、おわびの言葉を絞り出すことしかできなかった。
大会前、吉村和郎強化委員長(61)は「最低でも7個の金メダルを目指したい」と豪語。男子代表の
篠原信一監督(39)にいたっては「金は最低3個、それ未満なら恥だ」とまで言い切った。それが、
この体たらくである。
東京五輪で正式採用された男子柔道は、当然ながら世界を席巻してきた。五輪で男子が金を獲れなかった
大会はなかったが、ついに「0」になる日が現実になろうとしている。
日本柔道の大惨敗にはもちろん理由がある。今や「柔道」はパワーを前面に押し出す「JUDO」に変貌。
国際柔道連盟の加盟国(および地域)は199カ国にのぼり、欧州やブラジルは独自の強化策で成果を挙げている。
フランスでは競技人口が50万人を突破したといわれ、日本の20万人を軽く上回る。そんな日本では
小中学生に対し、危険だとして〔1〕奥襟はつかまない〔2〕関節技をかけない-といった指導が行われている。
底辺拡大、競技力向上という観点でも、もはや海外に後れを取った感は否めない。
>>2に続く
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1 :2012/08/04(土) 08:35:11.39
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