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ロンドン五輪で中国人選手のメダルラッシュが続いている。しかし、4年前の北京五輪で中国が初めて国別メダルランキングで1位を獲得した時の大興奮ぶりと比べて、今大会の中国国内の反応はいささか冷静。
インターネットには「金メダルをとったのはマイナースポーツばかりで自慢にならない」「金メダルの数よりも国民生活の改善を優先すべきだ」といった不満と反省が寄せられている。
五輪開幕直後の7月28日、女子エアライフルの易思玲選手が、中国にとって1号となる金メダルを獲得した。
中国メディアはこのニュースを大きく取り上げたが、ネットユーザーの反応は「エアライフルを触ったことがないから、すごいかどうか分からない」などと冷ややかだった。
また、易思玲選手が帰国した際、ほかの選手とは別扱いで、空港のVIP通路で地元指導者の出迎えを受けたことに、「金メダリストを持ちあげすぎた。ほかのチームメンバーと一緒に行動させるべきだ」といった批判が集まった。
これ以外でも、女子重量挙げ(58キロ級)の李雪英選手の金メダル獲得直後、父親の李相民さんが目に涙を浮かべながら、「もう2年も娘に会っていない」と語ったシーンも話題となった。
これには「金メダルのためにそこまで犠牲を払う必要があるのか」「中国の選手はメダルの奴隷になっている」などの意見が噴出した。
中国は金メダル獲得のために、国が莫大な予算を投じて選手を育成し、そのスケジュールを厳しく管理している。
それは「挙国体制」と呼ばれ、金メダル量産につながっているが、今大会では、このやり方を疑問視し「スポーツをもっと楽しむべきだ」とする意見が多い。
金メダルを取れなかった選手への同情が多いことも今大会の特徴だ。
期待されていた男子重量挙げ(56キロ級)の呉景彪選手が惜しくも銀メダルとなったとき、「祖国に申し訳ない」と号泣したが、ネットでは「祖国と関係ない。気にする必要はない」と励ます声がほとんどだった。
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