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大韓体育会(KOC)の崔宗俊(チェ・ジョンジュン)事務総長は3日、ロンドン五輪のメインプレス
センターで記者会見を開き、「国際オリンピック委員会(IOC)の関係者に、シン・アラムへの共同銀メダル
を要請したが、IOCが拒否した」と明らかにした。韓国の複数のメディアが報じた。
韓国女子フェンシング代表のシン・アラムは7月31日、フェンシング女子個人戦・エペの準決勝で、
ドイツのハイデマンと対戦し、試合終了直前1秒間に受けた攻撃で、決勝点を奪われ敗れた。同選手は、
終了1秒前にタイムが止まったとして抗議を行ったが、判定は覆らなかった。ハイデマンは決勝戦で敗れ
銀メダルを獲得。一方、シン・アラムは3位決定戦でも敗れメダルを逃した。
その後、KOCは、国際フェンシング連盟(FIE)に再審の要請をしたが、FIE側はこれを棄却し、
その代わりに特別賞の授与を提案したという。さらに今回、KOCは共同銀メダルの授与の提案をIOCに
行ったところ、これが拒否された。
韓国メディアは、「IOC、シン・アラム共同銀メダルを拒否、体育会が右往左往」「大韓体育会がまた
国際的な恥さらし、共同銀メダルを拒否された」などと題し、KOCが釈然としない試合の進行によって
無念のメダルを逃した女性フェンシングのシンに、IOCに共同銀メダルを要請したが、拒否されて失敗に
終わったと伝えた。
チェ事務総長は、今回の要請はシンの悔しさを晴らすためのものであり、先のFIEの特別賞の提供に
同意したことも銀メダルを受け出すための計算だったと説明した。
しかし、当初から可能性の低い仕事を進め、実益を得られなかった上に選手の名誉をもう一度傷つけた。
国際的な恥まで自ら招いたKOCは、非難を免れないとの見方を示した。韓国スポーツ界の行政力、外交力
不在は相変わらずであり、残念な課題として残ったと批判されている。
一方、KOC側は、IOCに真相調査を要請する一方、FIEにも公式謝罪を要求すると語ったという。
(編集担当:李信恵・山口幸治)
サーチナ 8月4日(土) 9時44分配信
URLリンク(london.yahoo.co.jp)