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アスレチックス時代にはメルビン監督(右)の信頼を得ていた松井
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レイズから戦力外を通告された松井秀喜外野手(38)に対し、昨季所属したアスレチ
ックスが獲得へ調査を開始していることが26日(日本時間27日)、分かった。FAと
なった後のマイナー契約を前提とした調査だが、ア軍のボブ・メルビン監督(50)は実
力を高く評価。ここにきての快進撃でベテラン打者を必要としており球団の負担が少ない
マイナー契約で獲得する可能性が浮上した。
今後の去就を熟慮している松井に、古巣が手を差し伸べるかもしれない。アスレチック
ス関係者は、この日「マツイの動向には今後、注目していきたい。実績があり、評価に値
する選手であることは間違いない」と話した。
チームの移転構想にかかる費用の問題もあり、ア軍はオフに松井を含む主力選手を大量
放出した。今季は若手中心のメンバーが成長し、7月は16勝3敗の快進撃。首位レンジ
ャーズに5・5ゲーム差の3位と迫り、逆転優勝やプレーオフ進出への夢が膨らんできた
半面、ベテランの左打者が補強ポイントとなった。そこで候補に挙がるのが松井だ。
昨年、ビリー・ビーンGMは「後半戦は本来の姿を示した」と、球宴以降に打率・31
6を記録した夏男・松井を評価。さらに、昨季途中から指揮を執ったボブ・メルビン監督
(当時は監督代行)の存在が大きい。松井とは厚い信頼関係を築き、昨季終了時には「来
年も一緒にやりたい」と切望。オフには互いに自宅のあるニューヨークで、すしとイタリ
アンで2度会食したほどの間柄だ。
スポニチ
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つづく