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ターザン山本のコラム
オリンピックはスポーツを巨大ビジネスエンターテインメントに仕立てあげたもの。
そこでは感動さえも消費されていくという資本主義の性格が丸見えなのだ。
オリンピック期間中の2週間は、私は“資本主義時間”だと思っている。
感動の大安売り。大インフレ現象。
(略)
感動を消費しながらオリンピックを消費していく。
もうそんなことは私にはどうでもいいことなのだ。
消費のマジックというか目的はどこにあるかというと、消費はする人の体の中を、それが通り過ぎていくことなのだ。
もしそれがその人の体の中に定着して止まってしまうと、次の消費が起きなくなってしまう。
そうするとビジネスが成り立たなくなるのだ。真の感動というのは一つでいいのだ。
ビジネスオリンピック、資本主義オリンピックの戦略は、感動の記憶的快楽よりも消費的快楽を上位概念にすることにある。
まんまとそれにみんなひっかかったな。この2週間、オリンピックは地球上のあらゆる人の時間を奪った。
最も大事なのは自分の時間。私の個人的時間である。
オリンピック期間中はそれを奪いにくる。奪わないとオリンピックはビジネスにならないからだ。