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スポーツファンの多くは情報の大部分をメディア、特に新聞に頼ってきた。ところが近年、状況が変わり、若者が新聞を読まなくなった。彼らの情報入手元はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、いわば「電子口コミ」になった。
もちろん、SNSの情報源が新聞であることは変わらないので、同じではないかということになるが、そうではない。情報だけならばSNSはロイターや共同通信など通信社から入手すればよく、新聞社からの情報を必要としない。
したがって新聞社が生き残るすべは、洞察力や創造力を踏まえた「論説」「社説」が読者、とりわけ若者に読まれるか否かにかかっている。
■サッカーと人気逆転
SNSの普及とともに、若者がプロ野球から離れている。彼らは、うさんくささを避けたがる気質が強いからだ。
具体的な例の一つに彼らの「スキャンダル嫌い」がある。6~8年前、スポーツの好きな学生の2分の1は野球、4分の1がサッカー、残りが4分の1だった。
しかし、2004年の選手会によるストライキ以降、改革が唱えられたが、プロ野球に改革どころか各種のスキャンダルが起こった。その結果、今はサッカーが2分の1、野球は4分の1、残りが4分の1に変化した。
家庭内のファン層も変わった。昔はおやじと家族全員が同じチームのファンだったが、今はおやじが野球、主婦と子供たちがサッカーに分離した。
結果、家庭にテレビが2台以上必要になった。主婦などの女性層もスキャンダルを嫌う。だから、女性と若者がサッカーに流れ、野球から離れたのだ。
そういった状況下で朝日新聞が、読売ジャイアンツ(巨人)が過去に新人選手に12球団申し合わせの契約金の上限を上回る金額を支払ったと報じた。
そして、契約金問題の解決前に今度は週刊誌が、巨人の監督が反社会的人物に1億円を供与したとの情報を流した。女性や若者が最も嫌うことが暴露され、彼らの野球離れに拍車がかかった。
>>2以降につづく
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1 :2012/07/21(土) 13:22:42.87
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