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(つづき)
専門家に聞いてみた。
巨人をはじめ、多くの野球選手やトップアスリートのトレーニング指導をしたことのある
浜松大学健康プロデュース学部教授の田中誠一氏が言う。
「今のプロ野球は昔のそれと比べて、技術が格段に向上し、試合中の動きもスピードアップしている。
しかし、動きが高度になった分、体にかかる負担も大きく、少しでもトレーニングや準備が不十分だと故障しやすい」
高度になった動き、技術に、トレーニングやその方法が追いついていないということだろう。
さらに田中氏が言った。
「そもそも、プロ野球を純粋なスポーツと思う方が間違い。プロ野球は理屈に合わないことが多い。
普通のスポーツでは試合をしたら、次の試合までの時間に効率的に疲労を取る。
野球は毎日試合でしょう。それは野球がスポーツではなく、あくまで興行の意味合いが強いから。
しかも、試合数も昔に比べて増えている(144試合)。
ケガを隠して試合に出る選手は昔もいたが、いまはそれを隠し通すことも難しくなっている。
ケガということだけを考えれば、技術のレベルが上がったことに伴うマイナスの相乗効果になっている」
もちろん、興行重視の見せ物だからといって、プロとしてのパフォーマンスを最大限に発揮する努力は最低限の務め。
走っただけで故障するようなのは、素直に引退した方がいい。
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(おわり)