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タレント・クリス松村が19日、自身のブログで、中学時代に暴力によるいじめ被害を
受けていたことを告白した。
大津市のいじめ自殺問題を受け、ベッキーやロンドンブーツの田村淳らが自らの
いじめ被害を告白し、問題提起する中で、海外育ちで現在はオネエ系キャラで人気の
クリスが自らの体験をもとに、いじめに対する考えをブログで述べた。
父親の仕事の関係で、オランダ・ハーグで生まれ5歳の時にお受験のため帰国。
学習院初等科に入学後、イギリスへ。その後、帰国したクリスは、「海外から帰国した際に
恐ろしいほどの言葉の暴力にあった」ことを告白。中学時代には「体の痛みを伴う暴力にもあった」と
明かした。
言葉と体の暴力。「その時に言われた事は、今も頭の片隅に辛かった記憶として
残っています。その時に受けた恐ろしい暴力も決して忘れません。」と辛い記憶に触れた。
いじめ被害に気付いてくれたのは、「同じ学校に通う弟だけでした」といい、母親から
いじめについて問われた時、「私は、真実は何ひとつ言いませんでした」とも。多くの
いじめ被害者がそうであるように、親や先生から問われた時に、真実を語ることができない
“事実”も明かした。
どんなにいじめられても泣いたことはなく、死のうと思ったことは一度もないというクリス。
いじめを克服するために、「辛くても笑い続ける…ピエロになる努力をし、ピエロを演じ続ける」
選択をしたという。
ブログでは「誰も助けてくれないから、人を頼る事を第一に考えないで…」という持論を展開し、
「悩んだら悩んだ分だけ成長がある」といじめに悩む人たちにメッセージを送った。
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