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団塊世代の利己的合理主義(宮島理) - BLOGOS(ブロゴス)
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脱原発デモに参加する坂本龍一氏(写真:AP/アフロ)
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私は安易な世代論が大嫌いだが、あまりに腹が立ったので今回はあえて
世代論を書かせてもらう(私の指摘にまったく当てはまらない団塊世代の
人々には本当に申し訳ない)。
反原発(脱原発)集会に全共闘世代が往時の旗を掲げているというのだ。
彼らの主張は、原発による環境汚染を将来に残さないという点で、
一見すると美しい主張のように思える。しかし、実際には醜悪な利己主義だ。
なぜなら、彼らの言う通りに原発廃止を実行すれば、発電という便益が失われるのに、
廃炉にかかる費用だけが長期的に残ることになる。しかも、既に引退した団塊世代は
税の負担者から受益者に回っているし、十数年後にはこの世を去る。
原発を導入し、利用してきた団塊世代は実質的に何の負担もなく、きれい事だけを言って
この世を去れて、さぞ気持ちがいいことだろう。しかし、残された世代は、
一方的に後始末だけをさせられ、多額の費用を負担することになる。
学生時代と同様、呑気な身分になった団塊世代は、贅沢な年金生活の上で、
懐古的リベラルという驚くべき「遊び」に走っている。
自分たちのツケをすべて次の世代に押しつけながら、既得権だけはがっちり離さず、
追加的な負担もほとんど拒否する。しかも、現役世代や将来世代の経済成長の邪魔までする。
まさにこれ