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ロンドン五輪に出場するなでしこジャパンのDF鮫島彩(25)がなでしこリーグの2部に当たるチャレンジリーグの仙台に移籍することが8日、明らかになった。
9日にも発表される。
昨季まで所属したフランス1部モンペリエを退団し、日テレ、新潟など複数クラブからオファーを受けていた。
仙台は昨年3月の福島第1原発事故の影響で休部となった東京電力マリーゼの移管先。“古巣”に戻り、自身初の五輪に出場することを決断した。
ロンドン五輪を前に、鮫島が大きな決断を下した。昨季まで所属したモンペリエを退団後は、日テレ、新潟、浦和など国内の強豪クラブからオファーが殺到。
当初は欧州を最優先に移籍先を探していたが、選手のキャリアをスタートさせた“古巣”に戻り、夢舞台に立つ決意を固めた。
仙台関係者は「交渉はまとまりました。あす(9日)にも発表できると思う」と明言。仙台所属選手として、五輪本大会まで続く9日からの合宿に臨むことになった。
鮫島にとって約1年4カ月ぶりの国内復帰となる。高卒1年目の06年から所属した東京電力マリーゼが、昨年3月の東日本大震災による福島第1原発事故の影響で休部。
その後は米国のボストン、フランスのモンペリエと海外で経験を積んだ。仙台は東京電力マリーゼの移管先となって今年発足し、現在2部に相当するなでしこチャレンジリーグで首位を快走中。
日本不動の左サイドバックは“古巣”の1部昇格の力になることに魅力を感じたようだ。
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