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お笑い芸人の財布の中身をのぞき見したり、お宅訪問の番組がやたらと目に付くが、驚かされるのは羽振りのよさだ。
一体、いくら稼いでいるのか。
別表は、日刊ゲンダイ本紙が入手した最新の“芸人潜在視聴率”ランキングの一部である。
ギャラはゴールデン・プライムの1時間番組の出演料の目安。
300万円以上の“ゴッド芸人”―明石家さんま、ビートたけし、所ジョージ、タモリ、志村けんは除いた。
制作費削減の嵐が吹きまくる中、このデータを参考に、民放のディレクターは電卓を叩いてやりくりするわけだが、
「各局ともコストカットはやり切った感じ。相対的なギャラの金額は、前年からほぼ横ばいの状況です」(制作会社関係者)。
トップの爆笑問題と、2位のくりぃむしちゅーは250万円以上。
爆笑問題は週2本のレギュラー番組だけでざっと1カ月2000万円を稼いでいる計算だ。
目に留まるのは、5位のオードリー。トップ10の中で唯一100万円台だ。
ニホンモニター調査の番組出演本数ランキング(11年)では424本の番組に出演し、5位に入った。
あちこちの番組で重宝がられるのは、「“値上げ”をしない戦略が功を奏したから」(広告代理店関係者)。
今田耕司やロンドンブーツ1号2号を抑えた17位のマツコ・デラックスの健闘ぶりには驚くが、
「くりぃむしちゅーと同じ事務所で、強気の値段設定です」(芸能プロ関係者)とか。
大ブレーク中のスギちゃんは一歩及ばず、70万円以上で21位。それでも「新人としては高いほう。
R―1グランプリ準優勝の実力も買われている」(前出の広告代理店関係者)。
ちなみにスギちゃん、潜在視聴率1%当たりのギャラは約6万2000円。
マツコがその倍の13万円だから、コストパフォーマンスはいいんだぜぇ~。
“芸人潜在視聴率”ランキング
URLリンク(gendai.net)
爆笑問題
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2012年7月6日 掲載
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