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1996年のアトランタ五輪から正式種目に採用されたビーチバレーは、夏季オリンピックの中でも最も人気の高い競技。
ロンドン五輪でのチケットは450ポンド(約5万6154円)もする。
だが、これをタダで見放題できる“特権階級”が存在するのだ。
ビーチバレーの会場は、ロンドン中心部のホース・ガーズ・パレード。普段は騎兵の交代式を見ることができる観光スポットで、付近にはバッキンガム宮殿やセント・ジェームズパークなどがある。
この広場に、英南部の採石場から約5000トンの砂をトラックで運び、カリフォルニアのビーチのような競技会場を人工的に作り上げた。その周囲を取り巻く観客席は1万5000人を収容する。
もちろん、普通ならチケットを買って入場しなければならないのだが、なんと、これがタダで見放題というVIP席があった。
隣接する首相官邸、いわゆる「ダウニング街10番地」、スコットランド省、財務長官邸などの政府施設だ。
とはいっても、観客席によって遮られてしまうため、よりよい視界を確保するには上階に登らなければならない。
デービッド・キャメロン首相は「ダウニング街10番地の屋上に登らなきゃ」と冗談めかす。
キャメロン首相が実際に競技を見るには多少苦労しなければならないかもしれないが、選手の絶叫や観客の喝采は容易に聞くことができるだろう。
また、マイケル・ムーア・スコットランド大臣も「もちろん、私はデスクワークをしていますよ。うーん。でも最後はこっそり上階に登っているかも」と笑う。
スコットランド省のスポークスマンは匿名を条件に「上階の公務員室の方が視界はいいでしょう」と明かす。
上階に勤める公務員は、ビキニ姿の美女が見放題といううらやましい環境にあるわけだ。
AP通信などによると、上階の会議室には予約が殺到することが予想され、すでに上階の公務員は人々が押し寄せることを想定して準備を進めているとか。
この夏、ホース・ガーズ・パレード周辺の政府施設に勤める公務員は、仕事どころではないかも…。(五輪取材班)
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