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原一億円事件 恐喝暴力団員が仕掛けたネット野球賭博 2012.07.04 18:00
読売巨人軍・原辰徳監督(53)が元暴力団員らに女性問題で脅され1億円を支払っていた事件で、加害者側の
暴力団員Hが「野球賭博」にかかわっていたことが週刊文春の取材で分かった。
原監督への恐喝事件は2006年8月に起きた。「自分は熱海で旅館を経営しており、現役プロ野球選手の父親」
と名乗る元暴力団員Kと暴力団員Hが、原監督の女性問題が書かれた「日記」をもとに恐喝し、原監督は問題の
表面化を避けるため1億円を支払った。
暴力団員Hは不正軽油の転売をはじめ、元暴力団員Kや有名吉本芸人と大阪ミナミでスナックを共同経営
するなど、手広く“事業”を展開していた。そのなかのひとつが「野球賭博」だった。
05年5月、大阪府警がインターネットで会員に野球賭博をさせたとして運営会社「DHJ」の会長ら4名を
賭博開張図利の疑いで逮捕している。このDHJに暴力団員Hは深くかかわっていた。
DHJは広告塔に現役時代「8時半の男」と呼ばれた故・宮田征典元巨人軍コーチを起用していたが、同社会長に
宮田元コーチを紹介したのは暴力団員Hだった。
さらに暴力団員HはDHJの会員を増やすための代理店を募集するセミナーを開催。「フランチャイズオーナー」や
「エージェント」の呼称で加盟店契約を結び、会員獲得のインセンティブ等を悪用して、いわゆるねずみ講方式で
組織を拡大していった。
ただし、暴力団員HはこうしたDHJの手口が社会問題になる前に手を引き、逮捕は免れている。その後、06年に
原監督を恐喝し、1億円のうち7千万円を手に入れたとされるが、翌07年、北海道で交通事故により死亡した。
野球協約第180条では、暴力団員はもちろん、野球賭博常習者との交際や金品の授受、饗応、利益供与が禁じ
られている。原監督が1億円を払った相手が単なる暴力団員ではなく、野球賭博にも深くかかわっていたことが
判明した以上、読売巨人軍および、日本野球機構の加藤良三コミッショナーらが厳しい姿勢でこの問題に臨む
ことが求められる。
週刊文春 URLリンク(shukan.bunshun.jp)