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ポーランドとウクライナが共催したサッカーの欧州選手権で優勝を期待されながら準決勝で敗退したドイツで、試合前に国歌を歌わなかった一部の代表選手が批判を浴びている。
保守派政治家からは「負けたのは愛国心が足りないからだ」との八つ当たり気味の声も上がっている。
歌わなかったのは大半が移民系選手で、トルコ系のエジル、ポーランド系のポドルスキ、チュニジア系のケディラの各選手らが国歌斉唱の間、口を真一文字に結ぶ姿がテレビに映し出された。
大衆紙ビルトは「われわれは十分に愛国的か」との見出しの記事を掲載。ヘッセン州のブフィエ州首相は「国歌を歌うのはエチケット。こんな議論をしなければならないこと自体が腹立たしい」と怒りをぶちまけた。
また、往年の名選手のフランツ・ベッケンバウアー氏は「闘志はキックオフ前からかき立てなければならない」と指摘。「代表監督時代は選手に国歌を歌うよう義務付け、1990年のワールドカップ(W杯)を制した」と語った。
一方、スポーツを管轄するフリードリヒ内相はラジオ局とのインタビューで、「あらゆる敗因の可能性を探る必要はない」と述べ、国歌斉唱をめぐる過熱気味の議論にクギを刺した。
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