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“納得感”のないOA枠選考。五輪代表の今後が心配だ!
どんなメンバーになるのかと期待していただけに、拍子抜けした。メダルを狙う人選ではないね。
日本サッカー協会がロンドン五輪の予備登録メンバー35人を発表した。注目のオーバーエージ(OA)枠はDF吉田(VVVフェンロ)、DF徳永(FC東京)、GK林(清水)の3人。
A代表でレギュラーとして活躍している吉田はともかく、徳永と林という人選には驚かされた。ふたりともJリーグで活躍しているいい選手だよ。
ただ、A代表に定着しているわけでもないし、そこまで絶対的な存在ではない。失礼を承知で言うけど、ファンが期待していたのはもっと違う選手だよね。もう一度選び直してくれないかなというのが正直な気持ちだ。
U-23日本代表は5月のトゥーロン国際大会(フランス)で実質初めて世界の強豪と対戦し、3試合で7失点。OA枠を使って守備陣にテコ入れしようという意図はわからないではない。
でも、GKにはA代表の権田(ごんだ・FC東京)、サイドバックも酒井宏(柏→ハノーファー)、酒井高(シュツットガルト)という実力者がいる。彼らが林、徳永よりも劣るかといえば、大半の人がそうは思わないだろう。
実際、協会の原技術委員長は、林の選考理由について「権田に万が一のことがあったときのことを考えた」と発言している。
ほかにテコ入れが必要なポジションがあるのに、贅沢にもOA枠の選手をサブメンバーとして考えているわけだ。意味がわからないよ。それじゃ選手や所属クラブに失礼だし、本人たちも困惑しているはず。
報道によれば、関塚監督はOA枠に長友(インテル)、細貝(アウクスブルク→レバークーゼン)、吉田の3人を希望していたそうだ。チームに上積みを期待できるメンバーだよね。
>>2以降につづく
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