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ところが、所属クラブとの交渉が不調に終わり、実現したのは吉田ひとり。いくら協会が交渉ベタとはいえ、OA枠招集にハードルがあるのは事前にわかっていたこと。
また、それなりの準備期間もあった。なのに、どうして“納得感”のある選考ができなかったのか。
選手は結果を残せなければ、批判され、場合によっては仕事を失うこともある。でも、原技術委員長をはじめ協会の人たちは責任を一切追及されない。おかしな話だ。
メンバー発表の会見に出席しなかったところを見ると、関塚監督も相当不満があるんじゃないかな。これまで予選を戦ってきたメンバーも今回のOA枠選考には納得いかないだろう。今後、チームの雰囲気がギクシャクしないか心配だね。
惨敗したトゥーロンの結果を受け、前線は選手の入れ替えがかなりありそう。守備陣にもOA枠の3人が加わる。ここにきてチームはほぼつくり直しだ。
ただ、本大会を前にバタバタするのは、ともにグループリーグで敗退した4年前の北京(3敗)、8年前のアテネ(1勝2敗)と同じ。長期ビジョンがなく、誰も責任を取るつもりがない。結局、協会の本質は何も変わっていないんだ。
僕はあくまでメダル獲得を目指すべきだと思っているけど、こんな中途半端な姿勢なら、いっそのこと若手が経験を積む場と割り切って、OA枠を使わないほうがいいのかもしれない。
ロンドン五輪はなでしこジャパンに期待するしかないのかな。寂しいね。