12/06/27 23:31:54.92 0
ポルトガル対スペイン。
ドイツ対イタリア。
準決勝2試合はいずれも中5日対中3日の対戦だ。
つまり、スペイン、イタリアはポルトガル、ドイツに比べて2日も短いことになる。
さらに、準決勝の2試合目の勝者は、W杯と違い3位決定戦がないので、中2日で決勝を戦うことになる。
もしイタリアが決勝に進めば、準々決勝からの試合間隔はそれぞれ中3日と中2日。
これを不利といわずして何と言おう。
想起するのは88年の欧州選手権だ。
この大会は、決勝(オランダ対ソ連)で、ファンバステンがサッカー史に残るスーパーゴールを叩き込んだ大会として知られるが、
僕の中では、チームとしては優勝したオランダより、準優勝のソ連の方が印象に残っている。
ソ連とオランダは、グループリーグの初戦でも対戦したが、この時のソ連は、明らかにオランダを上回っていた。
そして僕をそれ以上に驚かせたのは、準決勝のイタリア戦だった。
ネッカースタジアム(シュツットガルト)で繰り広げられた、雨中の一戦である。
それまで観戦したチームの中で、ソ連は最高のサッカーをした。
イタリアのサッカーも、好感度の高いサッカーをしていたが、ソ連はそのイタリアを完膚無きまでに粉砕した。
決勝戦の下馬評は、ソ連有利の声の方が大きかったほどだ。
しかし、オランダが中3日で決勝を迎えたのに対しソ連は2日。
準決勝がナイターで、決勝が昼間だったのでソ連の試合間隔は実質、丸2日なかった。
当時のソ連はメンバーの大半がウクライナ人。
いま僕がいるところが、ウクライナ第2の都市ドネツクなので、当時のソ連に対する思いは、より感慨深いものになる。
URLリンク(news.livedoor.com)
>>2以降に続く