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ベンフィカのホルヘ・ヘスス監督は、スペイン代表がEURO2012準決勝でFWフェルナンド・トーレスを起用すれば、ポルトガルにとって有利だと見ている。
スペインは今大会、MFセスク・ファブレガスを偽９番として起用する「ゼロトップ」と、F・トーレスを１トップに据える戦術を兼用している。
J・ヘスス監督はスペイン『マルカ』で、セスクを起用する方がポルトガルにとってより脅威になるとの見解を示した。
「ポルトガルにとっては、F・トーレスがプレーする方が良いだろうね。セスクを前線で起用するという（ビセンテ・）デル・ボスケ監督の決定は理解できるよ」
「できれば、準決勝でF・トーレスを起用してくれることを願っている。その方が、ポルトガルにとってはより簡単だからさ。
セスクはピッチのあらゆるところでスペースを見つけようとする。シャビや（アンドレス・）イニエスタを助けるし、彼の走りはディフェンスをすごく混乱させるんだ。
F・トーレスをマークする方がずっと簡単だよ。明らかなストライカーだからね。私でもセスクを起用するだろう」
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