12/06/27 13:32:47.65 0
鯉のID砲がさく裂した。広島堂林翔太内野手(20)と岩本貴裕外野手(26)が
マツダスタジアムで初のアベック弾を飾った。1回2死三塁から
岩本が右翼へ先制3号2ラン。4回1死から堂林も7号決勝ソロを運んで
巨人を粉砕。岩本は6月の打率は4割2分1厘と好調を維持し、
堂林はここ5試合で4本目の1発。新時代を担う好調2人の活躍が勝利を引き寄せた。
広島の強力な「ID砲」が巨人を撃破した。同点の4回1死走者なし。
2ボールから堂林は、直球一本に絞っていた。
「ストレートを1、2の3で、前で打ちました」。
ホールトンの外角高めに逆らわなかった。堂林特有の右方向へ伸びる打球は、
広島ファンの待つ右翼スタンドに飛び込んだ。今季7本目で初の本拠地弾が決勝弾になった。
堂林「やっと出ました。ずっと、打ちたいと思っていましたので。
今までで一番良い一周だった。」
ファンの声援を浴びて、ダイヤモンドをゆっくり駆け抜けた。
ここ5試合で4本目と、量産態勢に入っている。
岩本「堂林が打つと、うれしいし、がんばろうと思う。」
4番岩本も大暴れした。1回2死三塁、1ボール2ストライクと追い込まれながら、
内角直球をフルスイング。右翼スタンド中段に飛び込む、先制の2ラン。
さらに、5回には1死二塁から右前適時打を放つなど、4打数3安打3打点の活躍を見せた。
14試合連続安打で、今月の打率は4割2分1厘。月間MVPも視野に入るが
「それはないです。堂林でしょ」と、今月5本塁打の後輩を立てた。
6月16日西武戦(西武ドーム)以来のアベック弾だ。広島の将来を担う2人は、
グラウンド外でも名コンビだ。22日の夜、遠征地の富山で食事をともにした。
偶然にも、富山に訪れていた堂林の中京大中京時代に監督を務めた
大藤敏行氏(50)が合流。大藤氏が岩本に「良い体をしているね」と尋ねると、
堂林は「プニョプニョですよ」と先輩のおなかをつまみながら笑った。
信頼し合う2人だからこそできる掛け合いだ。
初めて2人同時のお立ち台では“見せ場”はなかったが、またすぐにチャンスは
訪れるはずだ。
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