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巨人の球団代表を解任された清武英利氏(61)が取材に関わった書籍の復刻本販売は、関係者のプライバシー権や
自社の名誉権を侵害するとして、読売新聞東京本社が「七つ森書館」(東京)に販売差し止めを求めた仮処分で、
東京地裁(福島政幸裁判長)は22日、申し立てを却下する決定をした。書籍の著作権に基づく仮処分では同地裁の
別の民事部が既に販売禁止を命じている。
読売側は今回の却下決定については即時抗告を見送り、今後は出版差し止めなどを求める本訴を起こす方針。
読売側は「第三者のプライバシー権を侵害する会社とみなされる」と名誉毀損(きそん)を主張したが、決定は
「読者がそうした認識を持つとはいえない」と指摘。プライバシー権侵害は判断しなかった。
▽スポニチ
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