12/06/22 10:22:52.09 0
女優、長澤まさみ(25)の主演予定だったテレビドラマをめぐり、原作の許諾契約を一方的に解除され、
制作中止を余儀なくされたとして、NHKが21日、出版元の講談社を相手取り、すでに支出した制作費など
約5980万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。原作者が脚本の内容に同意しなかったことが発端。
制作、放送ともに白紙に戻り、長澤はじめ出演者、スタッフのショックは大きいという。
ドラマ化を予定していたのはミステリー作家、辻村深月(みづき)さん(32)の小説「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」
(2009年出版)。辻村さんの出身地・山梨県を舞台に、母と娘の確執などを描いた作品で、直木賞候補にも
選ばれている。長澤は娘役で主演するはずだった。
訴状や関係者の話を総合すると、NHKは今年5月から、BSプレミアムの日曜午後10時枠で計4回の連続ドラマ
として放送することを企画。昨年11月に講談社から口頭で許諾を受け、長澤ら出演者も決定。脚本は大河ドラマ
「風林火山」(07年)でも知られる大森寿美男さん(44)が担当し、キャスティングやテーマ曲の作曲依頼など
制作準備を進めた。
脚本は当初、原作と違い、確執のある母と娘を早い段階で実際に会わせるほか、母親が虐待を自覚していた手紙を
娘が見つける場面をカット。このため、NHKと講談社の担当者間で修正に向けた話し合いが何度も続けられた。
しかし、講談社は今年2月、「辻村氏が脚本に納得していない」として、クランクイン予定の当日にドラマ化許諾の
撤回をNHKに伝えたという。
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