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巨人 原監督に一億円払わせた元暴力団員K氏の電話|スクープ速報 - 週刊文春WEB
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(略)
発端は、原監督が現役だった24年ほど前、遠征先のホテルの女性スタッフと“深い関係”になったこと。
交際を続けるなかで女性を傷つけてしまう“トラブル”が生じたのだが、一連の事情を女性は日記につけていた。
その日記が暴力団関係者の手に渡ったのだ。
2006年8月、2回目の巨人軍監督に就任していた原監督のもとに元暴力団員であり、現役プロ野球選手の父親を名乗るKから電話が入った。
「原さんにとって非常に大事な話がある。あなたの昔のスキャンダルだ。至急会って話してもらった方がいい」
原監督が面会に応じると、Kは仲間のHを連れて、巨人の遠征先の熊本に現れた。
Kは女性の日記のコピーを示し、
「原さんが野球界から居なくなったら大変なことになる。表に出ないように私が解決するので、私に任せなさい。それには金がいる」
と言って、1億円を要求した。かつてKは東京に本拠を置く暴力団に所属しており、その後、破門になった。小指は欠損している。
原監督は知人である会社経営者から金を借りるなどして、2日間で1億円を用意した。
K側は金と引き替えに、その場で日記をシュレッダーに掛け、原監督のマネジメント会社の名前が宛名になった領収書も切ったという。