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今冬になでしこ版“クラブW杯”が行われることが15日、分かった。
今季のなでしこリーグ王者、欧州CL王者(リヨン=フランス)、韓国リーグ王者、オーストラリアリーグ王者(キャンベラU)の4クラブが11~12月に日本に集まり“世界一決定戦”を行うプランが浮上。
打診を受けたリヨンとキャンベラUは前向きな姿勢を示しており、日程やスポンサーなど最終調整に入っている。
男子のクラブW杯に負けじと、なでしこでも初の“世界一決定戦”が行われる。当初はなでしこ王者と欧州王者の対戦が予定されていたが韓国、オーストラリアにも範囲を拡大。
4チームでトーナメントを行って真の王者を決定する。交通費、滞在費はすべて日本側が負担。現在はスポンサーやテレビ局との交渉に入っている。なでしこ関係者は「賞金も出せたらいいと思っています」と明かした。
昨年11月には、なでしこリーグ王者のINAC神戸とイングランドリーグ王者のアーセナル・レディースが「TOYOTA Vitz CUP」で対戦。
平日ナイターの開催にもかかわらず、国立競技場に1万人以上の観衆を集めた。クラブ同士のガチンコ勝負が両リーグの親善とレベルアップにつながることが実証され、なでしこリーグは大会の拡大を視野に検討を続けてきた。
すでになでしこリーグ関係者が5月の欧州CL決勝を訪れて大会の趣旨を説明。リヨン関係者も「非常に興味があるイベントなので前向きに検討したい」と話している。
リヨンは90%以上の選手が各国代表で、スウェーデン代表FWシェリン、フランス代表MFネシブら世界的選手が勢ぞろい。リーグ優勝9回を誇る強豪だ。
なでしこFW大滝麻未もプレーしており、現在首位のINAC神戸が優勝すればMF沢穂希、FW川澄奈穂美らとの“なでしこ対決”が実現する。
今後は各リーグ間で調整を重ね、早ければ7月の五輪開幕前にも決定する予定。五輪が終わっても、なでしこたちの熱い戦いは終わらない。
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