12/06/04 18:28:15.89 0
今シーズン、プロ野球界に“異変”が起きている。とにかく日本人長距離バッターたちのホームランが
少ないのだ。6月3日時点、セリーグのトップは阿部慎之介(巨人)、平田良介(中日)の6本、パリーグは
中村(西武)の9本。シーズンの3分の1消化時点で、この数字である。
※外国人を含めた順位は以下の通り(6月3日時点)
・セリーグ 1位バレンティン(ヤクルト)、ブランコ(中日)12本、3位ニック(広島)9本、
4位ミレッジ(ヤクルト)7本、以下阿部・平田に続く
・パリーグ 1位イ・デホ(オリックス)10本、2位ペーニャ(ソフトバンク)、中村(西武)9本
また、全球団のホームラン数で見ても、昨季の同時期と比較して約3割減。いったい、なぜこんなことに
なってしまったのか。第1の要因は、言うまでもなく、昨季から導入された低反発の「統一球」だろう。
「加藤良三コミッショナーが『メジャー球に近づけよう』と音頭(おんど)を取って導入した統一球は、
結果的にパワー自慢の外国人選手には影響が少なく、対照的に技術でホームランを打ってきた日本人の長距離
打者にとっては“悪魔のボール”でした。ボールを上から叩いてスピンをかけて飛ばすという、日本で昔から
教えられてきた基本が通用しないんですからね。阪神の金本知憲(今季1本)や新井貴浩(同4本)は
その典型例です」(セ・リーグ某球団関係者)
だが、統一球だけでは、昨季からさらにホームランが減ったという事実は説明がつかない。昨季散々苦しんだ分、
各チームとも今季はキャンプから“統一球対策”を練ってきたはずだからだ。
>>2に続く
URLリンク(wpb.shueisha.co.jp)