12/05/28 23:40:38.64 0
ロンドン五輪本大会を見据えたシミュレーションは、残念ながら失敗に終わった。
トゥーロン国際大会の初戦、日本はトルコに敗れた。
それを本大会で初戦のスペインに敗れたと想定し、つづくオランダ戦、エジプト戦に勝ち、グループリーグを突破する。
それが、本大会のシミュレーションとなり、今回の重要なミッションになった。
グループリーグ突破のため、勝利が義務づけられた2戦目のオランダ戦は、
齊藤学と海外組の宇佐美貴史、高木善朗、指宿洋史の4名の前線が流動的に仕掛け、
相手を翻弄。激しい打ち合いを演じた末、3-2で勝った。
この時点で1勝1敗のイーブン。最終戦のエジプト戦に勝てば、グループリーグ突破という状況となった。
関塚監督も「オランダ戦を勝ちに持っていけたメンバーだし、2試合を見て、一番やれそうな選手」ということで、
左サイドバックの酒井高徳以外は、オランダ戦と同じメンバーで挑んだ。
初戦のメンバーにチャンスを与えず、情を捨て、勝負に出たのだ。
だが、試合は思わぬ展開になった。
前半32分、GK安藤駿介がバックパスをキャッチしたとして反則を取られ、間接FKから先制点を許し、
その5分後にはオランダ戦のように左サイドを突破され、クロスを中央で合わせられて2点目を決められた。
「間接FKは意味、分からんし、2点目もノーファールのところでFKを取られ、あれっていう間に点が入った。
審判に言うてもしゃーないけど、オレは納得できんかった」と、宇佐美は言ったが、あまりにも痛い連続失点だった。
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