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バレーボール・ロンドン五輪世界最終予選兼アジア大陸予選女子最終日(27日・東京体育館)―世界ランク3位の日本は、同6位のセルビアに2―3で敗れたが、フルセット負けによる勝ち点1を獲得。
勝ち点12で並んだタイをセット率で上回り、4位以下の中でアジア最上位に与えられる五輪出場権を獲得した。日本は3大会連続の出場。
「最終予選はこういう結果になったが、五輪本番ではベストを尽くします」。
最終戦も落とし、どうにか五輪出場権だけは獲得した真鍋監督の表情はさえなかった。世界ランク3位の日本は、本番でのメダルを見据え、この大会は1位通過が目標だった。いつも口にしてきた「ロンドンでは金」という言葉は出せなかった。
世界ランク算定の主な対象となる2010年世界選手権(3位)や昨年のワールドカップ(4位)は、国内で開催された。
試合時間も日本戦だけは一定で、コンディションも作りやすい。ここまでの順調な成績は、「温室」と言ってもいい環境に恵まれた面も大きかった。
この大会で、追い込まれることは想定外だったろう。しかし、本番を前に苦境を一つ乗り越えたことで、精神的なひ弱さを少しでも克服できたと、前向きに考えよう。
セッターの竹下(JT)は「もっと緻密に完成度を高めないと」と話し、エースの木村(東レ)は「個人的にはもっと点数が取れるように工夫しないと」と、反省を口にした。
課題は残ったが、それを克服し、さらに挑める舞台に立つ権利は手に入れたのだから。
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