12/05/25 21:03:47.42 Lk5T6QcM0
>>408
生活扶助ってのは民法による努力義務であって(ただし未成熟子の親と、夫婦相互のみは、生活保持義務を課せられるが)、
賦課じゃない。
で、この扶養義務ってのが、近代社会になじまない。
本来、収入から税金を引いたら同等の義務しかないはずなのに、
「親族にたまたま被保護者が出たら、なぜかその人は私有財産を差し出さなければならなくなる」
一方で、「いない人は、差し出さなくていい」ということになったら、不公平。
外国ではそれで、不公平だということで裁判になったりしたわけで、
だから、「税金は税金で取り、公的扶助は個人や世帯のみの状況を見て行う」
というのが、近代的な考え方となっている。
「収入がある親族がいる人には支給しません」なんていったら、
「なんでそんな不公平なことが許されるのか」ということになる。
自民党の思想ってのは、近代的な制度と真逆の方向にいくということだよ。