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(>>1からの続きです)
演出も考えていた。歌い始めは小さいが、だんだんと高く伸びていき、クライマックスでは
会場のNHKホールの天井ギリギリまで10メートル以上せり上げるつもりだった。
小林は天望デッキから顔を出して歌唱。ツリーの部分にはまばゆいばかりの電飾を散りばめ、
クレーンやリフトなどの機材もフルに使った「チーム幸子」の長年の技術を存分に生かせる構想だった。
また、メガ幸子ツリーは元社長にとってリベンジの場でもあった。92年、小林は「恋蛍」を歌った紅白で
「光のファンタジー」と題した豪華衣装で出場。約6万個のLED(発光ダイオード)ライトを
きらびやかに光らせる予定だったが、コンピュータートラブルで失敗した。
元社長は「今でも悔やんでいる」と話しており、20年後の今年、雪辱を果たしたい思いが強かった。
小林と元社長は例年、4月ごろからデザイナーらと打ち合わせを重ね、6月末までにデザイン画を完成。
その後半年かけて衣装を製作してきた。しかし、今年の小林は新曲「絆坂」の発売が延期されたままで、
デザインに着手しているという話もない。関係者は「何とか早く仲直りして、
多くの人を元気づける豪華衣装を実現してほしい」と願っている。 (了)