12/05/21 20:54:36.38 oq8JQ1640
伯父「岩波君もサッカー選手か!小さい頃よくだっこしてやったんだぞ!がっはっはー」
岩波「覚えていますよ」
伯父「どこのクラブに行っているんだ?」
岩波「PSV、あっ、PSVアントホーフェンです」
伯父「そうか、ピーエスブイか!高校時代遊びすぎたんだろ!でもクラブチームに入れてよかったな!
お前と同じ年の息子の吉田覚えているだろ!名古屋からブイブイブイだぞ!(勝利者宣言)」
親父「無言・・・(瞳が潤んでいた)」
伯父「おい、ブイブイブイこっちこい(息子の吉田を呼ぶ)
岩波もサッカー選手だ。吉田と昔よく遊んだだろ!」
向こうでもサッカーの話をしていたらしい吉田が鼻高々でやってきた。
吉田「岩波、久しぶりー、元気!
あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年も残留出来ました。」
親父「そうか、大きくなったな」
吉田「オランダに行っているんですよー(勝利者宣言)岩波君はどこに行ったの?」
岩波「PSVw」
ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして吉田の顔色が変わった。
伯父「岩波にサッカー教えてやれよw」
吉田「(しばし、絶句)・・・みっともないからやめてくれよ親父」
伯父「?」
動揺しまくりの吉田は伯父を速攻連れだした。
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。
久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。
帰り際、充血した目をして頬を掻く伯父と目があった。