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1998年長野冬季オリンピック(五輪)のショートトラック金メダリスト金東聖(キム・ドンソン、31)に対し、米国スピードスケート連盟が米国内のコーチ資格を禁止させたと、ワシントンポスト(WP)が16日(現地時間)報じた。
米スピードスケート連盟仲裁委員会が選手への体罰などの疑いで、金東聖に対してこのように決定したという。 WPは昨年2月、金東聖がバージニア州のスピードスケートクラブで練習していた弟子を暴行したと報じた。
仲裁委員会は「メリーランド州とバージニア州の3つのスポーツクラブで幼い選手を教えていた金東聖が、ホッケーのスティックで殴ったり、ロッカールームに選手を監禁するなど、18件の不適切な強圧行為をした」と認めた。
金東聖は先月開かれた聴聞会に出席して容疑を否定したが、仲裁委員会側は体罰を受けたと主張する7人の選手と親4人の陳述を受け入れた。
金東聖は昨年9月、韓国メディアとのインタビューで弟子体罰事件について「決して事実でない」とし「(私を告訴した)親側と関係が深い米国スピードスケート連盟が私の主張をきちんと受け入れなかった」と述べた。
金東聖は「韓国式訓育」と「米国文化」の乖離を克服できず、五輪チャンピオンという名誉に大きな傷を負うことになった。
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