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チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間19日にドイツのミュンヘンで決勝が行なわれ、ここを本拠とするバイエルンとチェルシー(イングランド)が対戦する。
2001年以来の欧州王者を目指すバイエルンの主将フィリップ・ラームはこの大一番を前にビッグタイトルへのこだわりを示した。ロイター通信が報じている。
フランツ・ベッケンバウアー氏、ゲルト・ミュラー氏、そしてオリヴァー・カーン氏ら、それぞれが輝きを放った時代に欧州タイトルを手にしてきたバイエルン。
ベッケンバウアー、ミュラー両氏はドイツ代表としてもW杯優勝を果たし、カーン氏はW杯タイトルこそないものの、CL制覇を経験している。
一方、その伝統を継ぐ現キャプテンのラーム、MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーが中心となってからのチームは、CLでは10年の準優勝が最高の成績。
ドイツ代表としては、06年、10年と連続でW杯3位。EURO2008も準優勝で終えており、タイトルまであと一歩届かない。
ドイツ代表でもキャプテンを務める28歳のラームにとっては、この状況が気が気でならない。
同選手は「どの有名な世代もタイトルを獲得してきたけど、自分が現役でいる間にそれが実現できなければ、『黄金世代』という言葉は聞かれなくなってしまうだろう」とコメント。
「僕らの世代は成熟期を迎えているけど、毎回CL決勝を戦うことは保証されていない。バスティ(シュヴァインシュタイガーの愛称)と僕の時間はどんどん過ぎていく」と語り、今度こそ結果を出したいとの意思を示した。
一方、27歳のシュヴァインシュタイガーは「きっと優勝できると信じている」と力強いコメント。
CLでは双方のクラブにファンへのチケット1万7500枚が割り当てられるため、バイエルンサポーターが「アリアンツ・アレナ」を埋め尽くす、というわけにはいかないが「本拠地のスタジアムでそれができなくて、どこで可能だというんだ。
これは例をみないチャンスだよ」とサポーターの後押しを期待した。
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